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タペストリー
高さ120 x 横幅92 cm
「バガテル」

タペストリーについて

INTRODUCTION

最も純粋なフランス伝統に生きる "SAVOIR-FAIRE"

リトルヒストリー

何世紀も続くフランス伝統文化の中で、タペストリーは、フランスの歴史をより豊かに色付けたものでもありました。そして、中世、フランスの首都パリを中心としたイル=ド=フランス地域圏は、常に芸術の発祥地でありました。 しかし、百年戦争により、多くのタペストリーメーカーは、その芸術の地を離れ、一部の職人は、フランス北部のアラスと呼ばれる街へ逃げ、工場を構え、また一部の職人は、そこからさらに北東の伝統的なタペストリーの街フランドルへ逃げ、決して他者にそのタペストリー技術が盗まれることがないよう、タペストリー製作に関わる一族のみが、その地で、密かに技術を継承していきました。彼らは、王と貴族の為に、聖書や神話のシーンをタペストリーに織りました。中世の終わりには、「フランス王の発祥地」「フランス語の揺籃地」、また、「フランスの庭園」と呼ばれるロワール川流域に広がる渓谷で、一流のタペストリーは大変人気となりました。

ルネサンス時代、イタリア人ペインターの影響は、根本からタペストリーのスタイルを覆しました。明瞭さ、遠近法、豊かなアラベスクが加わったタペストリーは、これまでにない豊かな表現力が加わりました。パリ郊外の都市フォンテーヌブローでは、フランソワ・ファーストにり、初のロイヤルマニファクチャーが建設されました。また、1660年ごろ、当時の有名なフランス人エコノミスト、コルベール氏は、ゴブリン製造所を建設。その4年後には、ルイ15世のもと、フランス北部ピカルディ地域圏の都市ボーヴェに、新たな製造所を設けました。

ルイ15世、16世の時代、シリアスやオフィシャルといった硬いイメージのデザインは、全てロマンティックや美しい景観に塗り替えられました。フランス革命時期には、このような美しいデザインの使用は一時的に中止されていましたが、1975年、ボーヴェ、オービュッソン、フェルタンの街でタペストリー製造所は再開され、19世紀まで、多くのスタイルのデザインが製造されていました。

今日、タペストリーは、フランスの長い歴史の象徴です。18世紀ごろ、ジャカード織機を発明したジョゼフ・マリー・ジャカール氏を始め、時代時代のアーティストやパイオニアの集大成とも言えるタペストリー。そして、そのジャカード織機を使用して作り上げられる最高品質の”アルワンのタペストリー"こそ、ジュール・パンス社を表す言葉として、現在もなお、その技術と誇りは、ジュール・パンス社の職人により、大切に大切に受け継がれています。

ジュール・パンスとタペストリーの絡み合う歴史

ジュール・パンスとタペストリーの絡み合う歴史1878年、フランドルの街に、ジャカード織機によるタペストリー製造所が、ジュール・パンス氏により建設されました。その場所で、120年以上にも渡り、後世に受け継がれています。より豊かに、より華やかに、ジュール・パンス社のタペストリーは、”アルワンのタペストリー"と呼ばれ、フランスの最も純粋な伝統文化として、芸術愛好家の方々に愛され続けています。

フランスで、最も優れた技術を持つ職人

タペストリーは、フランスの重要伝統工芸の1つです。それらに携わる職人の方々は、伝統と技術革新の中で、最高のものを作り出すため、互いを尊重し、ものづくりに対する努力と協力を惜しみません。フランスの最高職人の方々の製作所では、今なお、伝統的な技法でタペストリーが織られ続けています。そして、フランスで最も優れた技法を持つ3名の職人の方々は、現在、ジュール・パンス社にてタペストリー制作に携わっており、ジュール・パンス社が世界最高品質の作品を作り続ける理由であり、その誇りと信頼が産み出さす品格は、他は真似のできないものであります。経済産業雇用省により、優秀なフランス職人や産業上の特別なノウハウを有するフランス企業を顕彰した無形文化財企業の証を授与されており、彼らの作り出す作品は、彼らの魂が入った芸術の象徴です。

"Marque d'Atelier" について

ジュール・パンス社オーナーロゴは、彼らがタペストリー製作を始めた当初から、全てのタペストリーに織り込まれております。タペストリーの愛好家は、タペストリーの角に織り込まれた3匹のフランドルのライオンを表したジュール・パンス社のロゴを見て、これが、アルワンの街で作られた、由緒あるジュール・パンス社のものであると確認します。また、このロゴは、5世紀に渡り受け継がれているジュール・パンス社の技術を保証する証でもあります。

本物の証

フランドル・フランセーズの中心地、アルワンの工場にて、ジュール・パンス社は、国際的な名声を得ました。フランスが誇る国宝企業「ジュール・パンス社」の職人のプライドは、タペストリー裏面に「本物の証」として、織り名称、デザイン名、デザイン時期、そしてデザインの由来を記載した証明書が貼付されています。そして、それは品質を保証するだけのものではなく、後世に残る芸術作品の証明とし、皆様もその歴史の生き証人になってみてはいかがでしょう。

INTRODUCTION

織り

主なタペストリーのステッチ

Halluin Stitch (アルワン織り)

多くのクラシックデザインで使用されるアルワン織りは、ウールとコットンをジャカード機で織り上げ、繊細なデザインも美しく表現した、伝統的な織り技法です。

Loiselles Stitch (ロワゼール織り)

このステッチの特徴は、デザイン全体の処理方法と細部のデザインのコントラストです。異なった色を使いコントラストを表現するのではなく、織り技法により、浮き彫りのような表現で、コントラストを表しています。ジャカード機で織られ、あえてこの浮き彫りのように見せる織りが、ロワゼール織りの特徴です。

"Gobelins" type Stitch (ゴブラン織り)

19世紀半ば、ジュール・パンス社の職人によって生み出されたゴブラン織りは、ジュール・パンス社で最も古い織り技法です。この織り技法は、当時、パリのロイヤルゴブラン製造所の影響を受け、生み出されました。ゴブラン織りは、コットンをジャカード機で織ったものになります。

Meurins Stitch (メーリン織り)

ジュール・パンス社の最も新しいステッチ技法です。織りの最先端の技法を用い、織られています。

ステッチごとに作り上げられる

全てのタペストリーは、ジュール・パンス社のデザインスタジオで始まります。タペストリーアーティストにより、その形から色合いまで、全てがデザインされます。そして、そのデザインがタペストリーとして織り上げられるよう、原画からタペストリーデザインへと技術移転が行われます。この工程では、縦糸と横糸との交絡によって構成された各織りの縫い目を分割して、同時に色と織りの両方を構成します。こうして、各タペストリーには何千ものステッチが織り込まれていきます。

数ヶ月にも及ぶ非常に精密なチェックが繰り返され、試し織りを何度も繰り返し、パーフェクトなタペストリーを織る準備が整った後、ようやくタペストリーの原型が織られていきます。

最初のタペストリーが実際に織られる前には、いくつかの作業が必要となります。まず、経糸と横糸を染色することから始まります。そして、その何千もの糸は加工され、織機に1本1本正確に、慎重に設置されます。

こうして織られたタペストリーは、1枚1枚丁寧にブラッシング後、細部にわたる全てのデザインがチェックされ、織りの品質がチェックされ、この工程をクリアしたタペストリーのみ、最高職人の手で1枚1枚タペストリーの外枠が縫われていきます。そして、最後に、本物の証として、各タペストリーの裏側に証明書が付けられていきます。

こうした工程を経て、ジュール・パンス社の芸術作品は作られます。